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ボードゲームを通じた学びを

宝石コンポーネントが特徴「バサリカードゲーム」

「バサリカードゲーム」、名作ボードゲーム「バザリ」のカードゲーム版です。

バサリ カードゲーム 日本語ルール付

コンパクトな箱のなかには、カードと、4色の宝石チップがじゃらじゃら入って箱の大半を占めています。

どれを獲得するか・・・。

カードには「宝石」「商人」「得点」の3つが描かれています。
毎ターンでは、各プレイヤーとも宝石、商人、得点のいずれかの獲得を目指してアクションカードを一斉にカードプレイ。

2人が同じ行動でバッティングしてしまったら、どちらか1人しか有効にはなりません。
どちらが行動できるかは、宝石を出し合って2人の交渉できめることになります。

誰かが15人の商人を集めたらゲーム終了。宝石の数や商人の数での得点を含め、得点を計算していき、最多得点者が勝利です。

バッティングに交渉をミックス

「はげたかのえじき」のようなバッティングゲームに、交渉の要素が加わり、オリジナリティとプレイヤー同士のからみがいい感じになったゲームです。

なお、2016年12月に、本家バザリの日本語版が発売されています。

名作ではありましたが、なかなか入手困難のゲームだったものが、お手頃に販売されるという状況です(もしかしたら平行輸入のカード版よりこちらが安い場合も)。購入される方は、本家ボードゲーム版を購入されるのもいいかもしれません。

こちらはボードを巡っていくすごろくのような雰囲気もあります。

バザリ 日本語版

バザリ 日本語版

お手軽カードゲーム「テンガロン」

国産のお手軽カードゲーム「テンガロン」です。

配られた10枚の手札をなくした人が勝者という、UNOのようなゴーアウト系のカードゲームです。

テンガロンで流して親になれ

親が出したカードに対して、次のプレイヤーは、±10以内となるカードを出していきます。出せない場合はパス

ぴったり10の場合は「テンガロン」という宣言をして、カードを流し、次の親として好きな手札をだせるようになります。

また、自分以外の全員が「パス」をしたときも同様で、カードを流して親になれます。

数字が大きい・小さいカードは、手札にあるとなかなか出しずらいカードでもあるけども、うまく出せれば効果的になります。

誰かが手札をなくしたら勝者、残りのプレイヤーのカードはマイナスカウントとなります。

10差になったらすぐテンガロン

10を基本としているということで、ドイツのカードゲームぴっぐテンにもちょっと似ているかもしれません。

子供が数字感覚を養うのにも使えるかもしれません。

拡張ルールの「テンガロンは自分の順番に関係なく宣言できる」というルールを適用することで、ゲームにかなりスピード感がでてきて面白いです。ぜひとも適用することをおすすめします。

交易王に俺はなる!「交易王」

交易船を使って仕入れた商品を市場で売るという、商売がテーマのカードゲーム「交易王」です。
交易王

商品を仕入れて売ろう。

場に6枚並んだ商品カード、これが市場です。ここにあるカードの数で、商品の相場が決まります。
立ち絵ば、青の商品カードが2枚あれば、青の商品が金2の価値があるということです。

ゲームは順番に進めていきますが、まず自分の船に商品コマを置いて、商品を仕入れます。
さらに、仕入れた商品は、場にある好きなコマと交換していきます。

好きな色の商品カードを場に出したら、その商品の決算です。該当する色の仕入れ品(他のプレイヤーのものも含む)がお金に換算されて金貨を手に入れることになります。

特殊カードもあり、商品の仕入れの代わりの特殊カードを購入することもできます。
特殊カードの効果は、例えば、追加の船を手に入れられる「船」や決算の収入に加えて金貨をもらえる「交易許可証」など、これらをうまく活用するのが勝利の秘訣です。

商品カードの山札がなくなった時点で、金貨を一番多く持っている人が勝ちです。

商人の基本は駆け引き

仕入れた商品は、決算で現金化したいところですが、決算の際に同じ商品を持っている相手にも金が入ってしまいます。
相手の商品をにらみながらの駆け引きが大切です。

基本は仕入れて売るだけのシンプルなルールですが、このあたりの駆け引きがとても楽しいです。
稼いでくると船などが買えるようになり、金持ちがさらに金持ちとなるというバランスはありますが、時間も短いのでそんなに気になりません。

2人で遊んでもとても楽しいゲームです。