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ボードゲームを通じた学びを

ネコに見つかる前に食料を準備しよう。チャーリーのキッチン(mmm!)

子ども向け協力ボードゲームのチャーリーのキッチン(mmm!)です。

Mmm!

ネズミのチャーリーはお客さんをもてなすため、食料庫から食べ物を調達します。
でも、早くしないとネコがやってくる。

ダイスをふって、でた食料のマスをうめていく、ビンゴのようなゲームです。
うまく埋められないと、ネコが進んでしまいます。

ダイスは振り直しができるので、振り直しでうまくちょうどよく埋めるのが考えどころです。

有名な果樹園ゲームと、システムはかなり似ていますので、果樹園が好きな子どもにはおすすめ。

運で決まる果樹園よりも、考える要素があったり、終盤にかけて選択肢がなくなり、収束感がでてくるところなど、ちょっとレベルアップした面白さです。

2015年ドイツキッズゲーム大賞にもノミネートされた、折り紙付きの作品です。

2人で仏塔建築を競争しよう。「パゴダ(Pagoda)」

2人専用ゲーム「パゴダ(Pagoda)」です。

パゴダとは仏塔(ストゥーパ)の意味。パゴダを模したコンポーネントで塔を建てていくゲームです。

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パゴダを建てよう

各プレイヤーは表向きのカードを5枚、裏を向けたカードを2枚使用し、これらのカードを使用して色付きの柱と床で塔を建築します。

柱が1階に置かれたら、他の柱はすべて同じ色でそろえます。誰かが4番目の柱を水平に置いたら、次は床タイルです。色ごとに特殊能力もあります。

プレイヤーは柱を置くたびに得点がはいります。4階建てのタイルは、で塔が完成します。 3つの塔が完成した後、選手はラウンドを終えると、最も多くのポイントを獲得した選手が勝利します。

2人でのんびり遊べます。

テーマが仏塔ということで、ちょっと地味ではあります。しかしながら、塔が積み重なってできていくのは、ビジュアル的になかなか楽しいです。

2人専用ゲームですが、対決感がなくてゆったりのんびり楽しめます。

江戸にむかってのんびり旅景色。双六風ゲームTokaido(東海道)

双六風ゲームのTokaido(東海道)です。

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パッケージに記載してある「東海道」の文字、風情ありそうなイラストからすると、国産ゲームのような外見。

しかしながら、国産ゲームではありません。また、私が所有しているのも海外版です。

親日派で日本にちなんだボードゲームを多く考案している、ボードゲームデザイナーのアントワーヌ・ボザ氏の作品です。

江戸を目指して一人旅

プレイヤーは一介の旅人で、京都から江戸へ東海道を旅しているという設定の双六風のゲーム。

双六風といっても、最初にゴールした人が勝ちではなく、全員がゴールした時点での得点を競います。

各自、ユニークなキャラクターを1人選択します。それぞれのキャラクターには、最初の所持金が違ったり、食事がただになるなどの特異な能力があります。

プレイは順番制ではなく、一番後ろのコマが動くというスタイル。

また、移動にあたってはサイコロもなしで、動けるマスの数自分で決められます。

途中の関所だけはとまらないといけないのですが、最短だと4,5ターンでゴールに到着。

しかし、早くついても得点勝負なので、結局はゆっくりのんびりとした旅になります。

ボードゲームで東海道中膝栗毛

途中で止まった場所では、カードをもらったり、購入することになります。

手にはいるカードは、景観カード、食べ物カード、道づれカードなど、楽しい旅に関連するカードとなります。

色々なイベントをこなしながら進んでいく様は、本当の旅のよう。みんなでのんびり風情を楽しめるオトナのボードゲームです。